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足裏CTスキャン具体例 その2

足裏CTスキャンは、触診により一番硬さが出ている場所を見極めるのですが、そう簡単ではありません。


もう10年以上実践している僕でも、判断に迷うことや、判断ミスをすることもあります。


それは、硬さが伝わるケースや真横に硬さが出ているケース等では、判断が難しいからです。




硬さが伝わるケースとは、例えば踵の内側だと思ったのに、実は拇指の基節骨やMP関節の方が硬さが強く、その硬さが踵に伝わっている様なケースです。


他にも様々なケースがあり、他の場所から伝わって来ている場合があるので注意が必要です。




つい先日、同様のケースがありました。


踵の内側だと思い、仙腸関節周りを触診して、硬さの出ている部分を緩めてみました。


しかし、思う様に緩んできません。


これは別の場所に原因があるのかもと、改めて足部を触診すると、母趾の基節骨にもっと硬い部分が存在したのです。


対応する場所は、頚椎、手の拇指の基節骨になります。


結局、この方は頚椎の可動不全が原因でした。




この様に、判断を誤ることは問題ではありません。


大切なのは、変化が現れない時は直ぐに切り換えて、柔軟な発想であらゆる可能性を考えることです。


そして、必ず足部に答えが出ていることを忘れずに。




思い込みは危険です。


いつもあらゆる可能性を考えましょう。




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